月刊オーディオマガジン「コスモポリタン」 Vol.16 木下諄一
木下諄一(きのした・じゅんいち) 台湾在住。小説『蒲公英之絮』(印刻文学出版社)が外国人として初めて第11回台北文学賞を受賞。自由時報に不定期連載のコラムをまとめた『随筆台湾日子』(木馬文化出版社)が好評発売中。

下諄一さんは言う。「僕はタンポポの綿毛。どこへ飛んで行くかは知らないし、行く先は自分で決めることじゃない」 辿りついたのは台湾だった。そこで二十数年間。
台湾で様々な職業を経験した。けれどずっと小説を書きたかった。そのための努力をこつこつと続けた。そして2011年、台北文学賞を外国人として初めて受賞。
「立てていた計画など絶対に思い通りにはいかない。だから考えるな。飛べ」。
体験に裏打ちされたその言葉は潔く、清々(すがすが)しい。そこに至る道のりを、このインタビューを通じてあなたにもぜひ、たどって欲しい。

耳のつけどころ

小説は日本に帰って、と考えていたのに……
作品がなくても応募できる文学賞?
受賞作出版までの悪戦苦闘
台湾には職業作家が居ない?
執筆のための工夫、アイディアの出し方
台湾の永久居留書(ビザ)を取るためには……
以前の台湾、今の台湾
台湾(海外)へ移住する時に必要な覚悟
早川洋平が今回訪問したのはこの辺り

エンパシー(共感)キーワード

木下諄一/作家/台湾在住/台北/小説/随筆/エッセイ/文学工作者/第11回台北文学賞/北京語/同人誌/創作第一/台湾在住の日本人の物語/人と人/台湾の出版事情/台湾人のメンタリティ/台湾の職業作家/台湾で売れている日本人作家/台湾で売れるために/台湾のエンターテイメント/日本ブランド/執筆のテクニック/アイディアの出し方/台湾と日本の交流の懸け橋/台湾の永久居留権/台湾の物価事情/台湾の日本人コミュニティ/


インタビューアー 聞き手 早川洋平より
作家にして台北文学賞の受賞者。「気むずかしい方かも」という僕のイメージは、お目にかかった瞬間に見事に裏切られました。彼は今まで出会った方の中で最もコミュニケーション力と気遣いに優れた方のひとりでした。インタビューでは、彼がいかに【1】自分の創造性を呼び起こし 【2】かたちにして世に発信 【3】それが評価され職業になったかという過程がお話を通じて疑似体験できるでしょう。彼の人生はまさに小説さながら。誰もが発信できる「一億総メディア」の時代を生きる僕たちに、数え切れないほどの気づきとモチベーションを与えてくれる宝石のようなインタビューでした。


リスナーズボイス Listener's voice.

Iさん(長野県/主婦)
ご縁というのは人も国も街も同じ。木下さんは台湾に導かれるように日本を離れその状況の変化に応じながら生活されているお話はとても興味深く面白かった。日本文化が比較的受け入れやすい台湾であってもそれに甘んじずそこで何をやりたいか。自分で自分を評価する前にまずは一歩踏み出すこと。わかっていたつもりでも再認識できた。
Kさん(埼玉/会社員)
何かに挑戦するときには、自分が良いと思ったものには自信を持って挑戦することが大切なんだと感じました。自分で限界を作ってしまってはそれまでなんだと思いました。
まずは飛んでみる。そして一生懸命取り組んでいれば、チャンスは巡ってくる。そのチャンスを逃がさないように、変化を受け入れながら、対応する。自分の直感と柔軟性。コスモポリタンはこれからの時代の一歩先を経験していると思います。
Tさん(東京都/会社員)
今回のゲストは台湾の小説家ということで、「台湾の出版業界って、こういう仕組みになっているんだ!」という驚きがいっぱいでした。お金もほとんどない状態で外国に住み、働き、小説家として活躍するためにいろいろと手を尽くす。私からすると「すごいな。よくこんな挑戦ができるなあ」と思えることの連続でした。木下さんがおっしゃっていた、「最初から自分でだめだと決めつけないこと」「とにかく自分のできる最善を尽くしたら、それを持って行動すること」ということを今すぐ実践してみようと思います。木下さんの、住む場所にとらわれないタンポポの綿毛のような生き方、とても素敵であこがれます!

木下諄一さんのインタビューの一部を
無料のストリーミング再生で聴けます!
ぜひ心の耳を澄ましてお聴きください。

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おもしろくてもっと聴いてみたい!と思った方はこちらでインタビューの全編が聴けます。 単品購入の場合3,000円(税込)でお楽しみ頂けます。全編を最後までお楽しみください。
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